NZラグビー情報&新型コロナ情報

ラグビーチャンピオンシップ第3戦、オールブラックスvsプーマスは、オールブラックスが先週のワラビーズ戦に続いて25−15で敗戦ましました。オールブラックス2連敗は久し振りです。この試合のプーマスは勢いと気合にみなぎり、オールブラックスの攻撃はことごとく封じ込められてしまいました。

新型コロナにより大きな打撃を受けた南米の国アルゼンチンは、テストマッチに向けて準備不足の状態でした。プーマスの選手のうち十二人が既に新型コロナの感染既往者で、練習も試合もままならず、長いロックダウン生活では、家族相手にスクラムを組んだりパスをしたり、家の庭やガレージで各自トレーニングを続けてきたと言います。そんな状態でも、どの国よりも早くオーストラリアに渡航し、家族と離れ感染予防をしながら準備を進めてきました。

ワールドチャンピオンの南アフリカは、準備不足を理由に参加をキャンセルし、オールブラックスは、2週間の隔離期間があるとクリスマスまでにニュージーランドの家族の元に帰れないと駄々をこねて試合日程を変更させ、すったもんだで大会の開催さえも危ぶまれる状況下でも、黙々と準備を重ねてきたアルゼンチン代表プーマス、この歴史的勝利に値するチームです。試合終了後、選手たちが抱き合って涙を流して喜んでいる姿は感動的でした。きっと祖国アルゼンチンにたくさんの元気を与えたに違いないと思います。

トライネーションズは残り3試合。オールブラックスは来週BYEになりますが、気合を入れ直して次のプーマス第2戦に挑んで欲しいです。

ニュージーランドの新型コロナ状況ですが、オークランドで新しい市中感染が見つかった事を受けて、今週木曜日よりオークランドの公共交通機関および国内の飛行機の機内でのマスクの着用が義務化されました。国際空港のあるオークランドでは厳重な水際対策が行われていますが、どうしても他の地域と比べると感染のリスクが高くなってしまいます。まずはオークランドでマスクの着用を定着させて、全国にマスクの習慣が広がるといいと思います。それにしても欧米人のマスク嫌いは筋金入りですね。

さらに、留学生への門戸が少しずつ開いてきています。大学で博士号もしくは修士号を取るために勉強している留学生250名の受け入れを許可することが決まりました。今年3月末のロックダウン前に既に学生ビザを取得していて、実験などがありリモートで勉強することが不可能な留学生というのが許可の条件です。限られた条件となりますが、留学生が来ないことで経済的に大きな打撃を受け、職員のリストラが進んでいる大学にとっては朗報となりました。この先、長期留学生を対象に少しずつ受け入れを開始していくようですが、まだまだ先は長そうです。ワクチンの普及が待たれます。


​Copyright ニュージーランドでラグビーを学ぼう NZ RUGBY LINKS ltd