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NZラグビー情報&新型コロナ情報


ニュージーランドは、クリケットシーズンが終盤。ラグビーシーズンがもう直ぐ始まります。

先々週の日曜日、久方ぶりに新型コロナの感染者が見つかったニュージーランド。その夜には、オークランドがロックダウン、他の地域は警戒レベルが1から2へ引き上げられ、政府の対応の早さに驚きと同時に、ロックダウンへの緊張が走りました。先週の月曜日から水曜日まで行われたロックダウンでは、感染者家族のクロスコンタクトと認定された人たちがくまなく検査され、さらに、このご家族が立ち寄った場所などが次々と公表されて、接触の可能性がある人や疑わしい症状のある人は検査を受けるようにとの政府からの要請がありました。オークランドにはロックダウンと同時に次々に簡易のPCR検査場が設置され、たくさんの人が検査をうけました。結果、1週間経った現在までに見つかった市中感染はクロスコンタクトの中の7名ということで、感染の拡大には抑えられているとの判断で、ロックダウンは解除され、警戒レベルも1ランク下げられました。先週木曜日からは、公共機関を利用する際のマスクの着用が義務となった以外、今まだどおりの日常が戻ってきました。


今週からは、感染の最前線で働く隔離ホテルのスタッフやその家族を優先に、新型コロナワクチンの接種が始まりました。人口500万人のニュージーランドなので、きっと一般市民にも回ってくる日は近いと思います。保健省の発表によると、ニュージーランドに住んでいる16歳以上の人は、ビザの種類に関係なく無料でワクチン接種できるとのこと。ワクチンを接種するかどうかは任意となりますが、政府は人口の70%以上の接種を求めるとのことで、ワクチン接種が推奨されています。ワクチン接種が滞りなく行き渡ってから、国境を開く準備を始めるとのこと。それまでは、ワクチン接種の有無にかかわらず、今まで通りの水際対策が施行され、入国はひきつづきニュージーランド国籍および永住権保持者とその家族に限られ、入国の際の14日間の指定のホテル隔離も義務となります。新型コロナ対策には慎重の上に慎重を重ねているニュージーランド。ニュージーランドと日本の間を自由に行き来できる日はまだまだ先になりそうです。


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