ニュージーランド、2度目のロックダウン




先日、ニュージーランドの入国規制緩和のお知らせをしたばかりなのに、情勢は逆戻りとなってしまいました。


昨日、オークランドでデルタ株に感染した男性1名が見つかり、その日の夜の会見で首相より、オークランドとコロマンデルで7週間、その他の地域は3日間のロックダウンに入ることが発表されました。


短期間のロックダウンで徹底的に感染経路を遮断する構えで、次々に感染者が立ち寄った場所が発表になり濃厚接触者を炙り出しています。かなりの数の検査が行われていて、今後、感染者数が増えることが予想されます。政府の予想では、50〜120人まで感染者が増えるのではないかとのこと。


政府のあまりの決断の早さに、昨日の夜は、スーパーマーケットに食料を買い込む人の長い列ができました。まさか、ロックダウンが施行されるとは、、、それも全国で。


約半年にわたりゼロコロナをエンジョイしていたニュージーランドですが、隣国のオーストラリアがデルタ株の感染拡大抑え込みに苦戦している状況をみて、近々ニュージーランドも同じようになるだろうと身構えていたことは確かです。


しかし、たった1名の感染者でロックダウン発動とは、予想を超える厳しい対応でした。多分、政府は来たる日に備えて万全にシミュレーションしていたのでしょう。即断に迷いはありませんでした。


新型コロナ感染が始まった去年から、ニュージーランド政府の姿勢は一貫しています。


「fast(素早く)」&「hard(厳しく)」


人口わずか500万人の小国ニュージーランドは、他の先進国と比較しても医療体制が整っているとは言えません。ですから、この政府の対応は、国民を守るための最善策と政府が決断し、国民も納得しています。


去年のロックダウンの後、観光業や留学関連事業などは打撃を受けました。しかし、ニュージーランド経済全体ではそれほど大きな痛手はなく、失業率はロックダウン前に回復しています。海外と自由に行き来ができないこと以外は、昨日までほんとうに普通の毎日を送ることができていました。


その成功前例があるので、今回も素直に政府の指示にしたがい、「前回も乗り越えられたので、今回も頑張ろう!」とみんな前向きです。


しかし、今回はデルタ株というまた違った脅威。油断は禁物です。





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