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カレッジラグビーのプレシーズンが始まりました。




先週末、ウェリントンカレッジの今年初めての練習試合が、毎年恒例のOBU RFC・U19との間に行われました。OBUというラグビークラブの正式名称は、Old Boy University。ウェリントンにあるヴィクトリア大学のグランドを拠点としているラグビークラブです。ニュージーランドには大学ラグビーという括りはないので、Old boy University(大学のOB)という名前でも、大学生以外でも誰でも所属しプレーすることができます。


OBUのU19には、去年、ウェリントンカレッジを卒業した選手がたくさんいて、事実上、対戦相手はウェリントンカレッジOB。カレッジを卒業すると身体つきがすっかり大人びてしまうので、年齢は1、2歳の違いでもさながら大人対子供のようで、26-14でウェリントンカレッジが負けてしました。それでもシーズン初めの試合としては、なかなかがんばったと思います。


カレッジラグビーは、3月のトライアルシーズン、4月の練習試合を経て、5月から8月までシーズンが続きます。今年のウェリントンカレッジは、270名の学生がクラブ登録し大所帯となりましたが、留学生がいないのがなんとも寂しい限りです。


ウェリントンカレッジのラグビークラブには、体重別(U55kg、U65kg、U80kg)、年齢別(U15、U19:ファースト、セカンド、サード)など、計11チームがあります。ニュージーランドのカレッジラグビーは、これらのチームがいづれかのグレードのリーグ戦に所属し、毎週末、全てのチームが試合に参加することができます。



チーム練習は放課後週2回、その他、誰でも参加できるフィットネスやウェイトトレーニグがあり、空き時間では、トレーナーが作成してくれる個人メニューをジムで行います。練習というよりも試合を通じて毎週ごとにチームが向上していくのが、カレッジラグビーの面白いところです。


ここ2年ほど低迷していたウェリントンカレッジラグビーですが、今年からコーチ陣に、元オールブラックスのニーミア・ティアラタがフォワードコーチとして加わり、プレシーズンから気合が入っています。シーズン開幕が楽しみです。



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