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NZラグビー情報・ザ ラグビーチャンピオンシップ

ラグビーチャンピオンシップの開催国がオーストラリアに決まりました。


ラグビーチャンピオンシップは、南半球の強豪国4カ国対抗戦で、毎年、4カ国をまたにかけて行われる、世界最強といわれる国際大会です。今年は、新型コロナの影響で、1カ国で全試合が行われることになっていました。南アフリカとアルゼンチンは感染状況の悪化で候補国としては外れ、ニュージーランドかオーストラリアのいづれかの国で開催することが決まっていました。


3ヶ月前までは、ニュージーランドは、新規感染者0の状況が続き、スーパーラグビー・アオテアロアもほぼ満員のスタジアムで行われていたので、開催国として最有力と言われていました。


ところが、8月に102日ぶりに感染者が見つかって以来、ニュージーランドはレベル2(オークランドはレベル2.5)の感染対策がとられ、ラグビーの試合は、地域のクラブラグビーでさえも無観客で行われています。


方や、オーストラリアは、一部の州で感染の拡大が見らていますが、他の州では比較的感染が抑えられており、さらにスーパーラグビーの試合は25,000人までの観客を入れて行われています。


ラグビーチャンピオンシップの主催団体であるSANZAARにとって、観客を入れて試合が行えること、さらに、4カ国代表チームが、感染予防が管理された施設で約2ヶ月間、安全に滞在できる環境が提供できることなどが考慮され、オーストラリアに決まってしまいました。


大国・オーストラリアに比べたら、コロナ禍で沢山の制限が設けられている中、ニュージーランドは、大規模な国際大会を開催する適応力や柔軟性に欠けるているのかもしれません。しかしニュージーランドにとって、この大会の収益は喉から手が出るほどほしかったはず。候補地としてクィーンズタウンをあげ、落ち込んだ観光業や飲食業の復興の足がかりとしたかったのですが、非常に残念です。


それでも、ラグビーチャンピオンシップが開催されることはありがたい。11月の開幕が楽しみです。



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