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オミクロン株により、ニュージーランドの感染対策が変更になりました



現在、ニュージーランドでは、毎日の新規感染者数が50人前後に減少し、新型コロナでの入院者数や重症者数も増加することなく比較的安定した状態をキープしています。マスクの着用、手洗い、追跡アプリやワクチンパスポートの使用を徹底しながら、ありがたいことに制限のない日常を送ることができています。


今年は、クリスマスもお正月も賑やかになりそうだと思っていた矢先、世界でオミクロン株が猛威を奮っているというニュースに、正直、うんざりとしています。


世界で感染拡大の一途のオミクロン株ですが、現在、ニュージーランドでは市中感染は見つかっていません。しかし、空港の検疫検査で見つかるオミクロン株の感染者の数が日々増えていて、オミクロン株が検疫をすり抜けて国内に入ってくるのは時間の問題だと感じます。


朗報と言えるのは、オミクロン株の市中感染が広がる前に、ニュージーランドのワクチン接種率が90%を超えたこと。これで、重症化が少しでも抑えられたらいいのですが、オミクロン株はまだまだ謎が多いので油断は禁物です。


先手を打つということで、先日、政府のオミクロン株対策が発表になりました。


1月から、3回目のブースター接種の間隔を6ヶ月から4ヶ月に前倒しします。これで、2月末までに9割近い人がブースター接種できることになります。


1月17日から、5~11歳のワクチン接種が始まります。新学期が始まるまでに子供のワクチン接種を広める目的です。


12月23日から、ニュージーランド入国時のホテル隔離期間が7日間から10日間へ延長になります。


1月7日から、ニュージーランド入国時に必要な陰性証明の有効期限が72時間以内から48時間以内に変更になります。


1月16日から予定していたオーストラリアとの国境再開が、2月末まで延期となりました。これで、4月30日の国境全面再開に向けた緩和ステップが、どう変わっていくのかわからなくなりました。今後の入国対策は、2月末のブースター接種の状況や世界の感染状況次第となりそうです。


どうか、オミクロン株が1日も早く終息して、2022年は世界とつながることができますように。


Merry Christmas!


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